カメラの基礎知識

超簡単!自然光を使った物撮り|おすすめセッティング

「綺麗な写真を撮るには、高価な機材が必要だ」と思っていませんか?

実は、そんなことはありません。 この記事で紹介するたった1つのポイントを意識するだけで、あなたの写真は劇的に変わります。

光を意識するだけで、写真の悩みはすべて解決します。

この記事を読むことで、

  • 写真がなんだかパッとしない
  • 他の人みたいにきれいに撮れない
  • 素敵な写真を撮りたいけど、どうしたらいいか分からない

このような悩みを解決し、プロのような雰囲気のある写真を撮れるようになります。 まずは、自然光を使った超簡単な物撮りの方法から見ていきましょう。

自然光を使った物撮りのおすすめセッティング

用意するもの

  • 自然光が入る窓辺:光を取り入れるための最も重要な要素です。
  • 白いボード2枚(スチレンボードなど):背景や下地として使用します。
  • ディフューザーまたはトレーシングペーパー:光を柔らかくするアイテムです。
  • レフ板:影を明るくして、立体感を出すための道具です。

それぞれの役割

自然光を活かす窓辺

ライティング機材がなくても、自然光が入る窓辺があれば、光を最大限に活かした美しい写真が撮れます。
今回の撮影は自然光が最も重要な要素になります。

背景を整えるスチレンボード

フリマアプリに出品する写真など、統一感を出したいときに背景や下地として使えます。

光を柔らかくするディフューザー

ディフューザーやトレーシングペーパーは、光を柔らかく拡散し、被写体に優しい印象を与えます。

レフ板

レフ板は、被写体の影になった部分を明るくする役割があります。
影をどのくらい残すかは好みによりますが、レフ板を使うことで写真に自然な立体感を持たせることができます。 白いスチレンボードや厚紙、発泡スチロールなどで簡単に手作りできます。

撮影のステップ

  1. セッティング 窓辺に、白いボードを下地と背景になるようにL字に配置します。これで、被写体を置くための簡易的な空間が完成します。
  2. 光の向きを意識する。可能であれば 光が被写体の左側から入るように配置してください。Web上では人の視線が左から右に流れるため、左側が明るい方が自然で魅力的に見えます。
  3. 光の調整 被写体と窓の距離を変えることで、光の強さを調整できます。光が強すぎる場合は窓から離したり、ディフューザーを使用して光を調整してください。
    ディフューザーの用意が難しい場合は白のレースカーテンをすることで調整することもできるので、一度試してみてください。

ポイント

  • 小さな空間で撮影する 広い空間だと光のコントロールが難しくなります。できるだけ小さな空間で撮影することで、光を思い通りに操れます。

自然光撮影のメリットとデメリット

メリット

  • 高額な機材が不要:スマホやカメラがあれば撮影が可能です。
  • 手軽に始められる:特別な場所や機材がなくても、いつでも撮影が可能です。
  • 光の使い方が上手くなる:光の使い方は普段撮る写真でも大事になります。光を意識して写真が良くなってきます。

デメリット

  • 時間帯によって光の特性が変わる:早朝や夕方、晴れの日と曇りの日など、時間や天気によって光の表情は大きく変わります。統一感のいる写真は決まった時間・天気で撮影することが必要になります
  • 夜間の撮影ができない:自然光がない夜は、この方法では撮影できません。

自然光で撮影した写真例

まとめ:実践してみると写真がきっと変わる。

「素敵な写真を撮るには高価な機材が必要」と思っていませんか?

実は、そんなことはありません。

自然光の特性を理解し、光の向きを意識するだけで、今までと違った写真が誰でも撮れるようになります。

この記事で紹介した超簡単な撮影テクニックを、今日からあなたの身近な場所で試してみてください。いつもの食事が、お気に入りの雑貨が、これまでとはまったく違う魅力的な一枚に変わるはずです。

光を意識する習慣は、あなたの写真撮影技術を格段に向上させてくれます。
フリマサイトなどご自身で写真を撮る事も多いと思いますので、物撮りをすることがあれば今回の内容を思い出して撮影してみてください。

それでは、また。

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