今回は、絞り・ISO・シャッタースピードについて書いていきたいと思います。
カメラ買ってオートモードで撮影していらっしゃる方も多くいるんではないでしょうか?
僕も最初は困ったら結局オートモードで撮っていました。
何故なら、それなりにいい写真は撮れて困らないから。
でも、今回ご紹介する【絞り / ISO / シャッタースピード】を理解して写真を撮ってみると、もっと写真の面白さに気付けるはずです。
絞り
レンズを通る光の量を調整する場所
絞りを開ければ光の量が多くなってシャッタースピードは早くなり、被写界深度(ピントの合う範囲)は浅くなります。
逆に絞れば光の量が少なくなってシャッタースピードは遅くなり、被写界深度は深くなります。
絞り値の設定によって写真のボケが大きく変わります。
F値が低いほどボケの強い写真になります。


ISO感度
撮像素子の感度
ISO感度とは、国際標準化機構(ISO)で策定されたフィルム感度の表示方法で、デジタルカメラの場合は、撮像素子の感度のことを示します。
機種によっては高感度撮影に強い機種もあるので、一概には言えませんが、基本的には高画質の写真を撮影したいならISO100〜200の低感度を選択します。
動きのある被写体や夜景等の手ブレしやすいときはISO感度を上げて使うと覚えておきましょう。
シャッタースピード
光を通過させる時間
シャッタースピードとは、レンズを通ってきた光が開いたシャッター幕を通過して、撮像素子に当たり、露光してシャッター幕が閉じるまでのスピードのことです。
難しいこと書きましたが、シャッターのボタンを押して『カシャッ!』と音がするまでの時間のことです。
このシャッタースピードは、カメラに1/125秒、1/1000秒と表示されてる部分です。
シャッタースピードをコントロールすることで、被写体の動きを表現することができます。

シャッタースピードによって、速い動きのものも止まったように見えたり、逆にスピード感を表現したりできます。
まとめ
🔸絞り(F値)は光の量とボケ感をコントロールする。
F値が小さい(開放)→明るくなる・背景がボケるF値が大きい(絞る)→暗くなる・全体にピントが合う。
🔸ISO感度は撮像素子の感度をコントロールする。
ISOを低くする(100)→など明るい時の設定。高画質に撮影できる。
ISOを高くする(800以上)→夜間など暗い時での設定。
高くするとノイズが出やすいデメリットがあるので、どの程度までならノイズが出にくいかを確認しておくことをお勧めします!
🔸シャッタースピード
早くすると→動いてるものとまってる様に表現できる。
遅くすると→動きやブレを活かした表現ができる。
今回は、絞り・ISO・シャッタースピードについて
マニュアルモードを使う際は、この3つの設定を組み合わせることで、自分の撮りたい写真に近ずくはずです。
僕の場合は、好きな写真の真似をしてみることから始めました。
慣れてくると色々試したくなると思うので、そこからは自分だけの設定を見つけて、オリジナルの写真表現を見つけてみてください!